1947-12-04 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第26号 現に参議院、衆議院の鉱工本委員会の中からもこの夏炭鉱を視察なさつた、その報告は皆厚生施設が惡いということを一致して述べておられる。それでそういうような状態なのは、全く今日の資本家の炭鉱経営というものは成立つて行かん。やつて行けないことを現わしておるのである。そこで炭鉱の國管案が問題になつて來ておる根本問題は、炭鉱主は駄目だからもう一つの手は現場に働いておる者を本当に働かせる。 細川嘉六